帰ってきたマスカレイド:体験型イベント提供団体になります

マスカレイドは帰ってきました

クトゥルーライブサークル:マスカレイドは、2019年7月に大阪で「秘密のオークションⅡ -ただ一つのカギを求めて-」を開催した後は2年以上クトゥルーライブの提供を控えていました*1

コロナ禍の落ち着きが見えてきた、2021年12月5日には「銀行強盗vsインディアンノッツ銀行」(略称は銀行強盗または銀行強盗LARP)を2回開催し、おおむね好評でした。

来年の1月9日と2月12日には新宿区、東西線神楽坂駅近くの多目的スペース香音里で「オークション ~たった一つのカギを求めて~*2」(略称はカギオク)を開催する予定です*3

つまり、マスカレイドは帰ってきました。

今後の予定

マスカレイドが帰ってきたといっても、2月の後の予定について決まったものはありません。

以前提供していたマーダーミステリーゲーム(マダミス)の「ミスカトニック大学図書館に潜む者*4」が面白かったという人に勧めたかったカギオクについては、今後も条件が揃えば開催していきたいと考えています。マーダーミステリーゲームというジャンルに踏み出したことで知り合うことができた多くの人達に、カギオクは次の作品としてぜひ遊んでもらいたいと考えています。

今回、カギオクや銀行強盗の開催にあたっては、従来以上にマスカレイドのコアメンバー以外の人にGM役やNPC役を手伝ってもらうことで開催を実現しています。どういった体制ならば継続的にイベントをお届けできるか、2月のカギオク開催終了後に見出していきたいと考えています。

今後も、イベントの開催については、マスカレイドツイッターアカウントから告知します。ぜひフォローしてください。

体験型イベント提供団体になります

今後何をするのかはまだ決まっていなくても、一つ決めたことがあります。マスカレイドはこれまで「クトゥルーライブサークル」を名乗っていましたが、今日から「体験型イベント提供団体」を名乗ります。

マスカレイドは、海外産のクトゥルーライブのシナリオを日本の会場やプレイヤー層に合わせて修正して提供してきたメンバーが、独自のシナリオを提供するために作った団体で、クトゥルーライブという名称には愛着があります。

しかし、この名称は実態に合わなくなってきました。これまでもマダミスを提供していますし、最近の銀行強盗ではもうクトゥルーライブのルールを使っていません。活動内容がクトゥルーライブに限られるような印象を与えるのは良くありません。今後の活動をする際にクトゥルーライブや、似たプレイ感の群像劇LARPをやらないといけない、という風に自分たちを縛るのも良くありません。

イベントを提供するときに、その形態としてLARPを選ぶのか、マダミスを選ぶのか、それとも新たな体験型イベントを作っていくのかはマスカレイドにとって本質的な問題ではありません。ジャンル名の垣根にこだわらずにイベントを企画・提供していきたいと考えています。

やることがすぐに変わるわけではありませんが、これからの「体験型イベント提供団体:マスカレイド」についても変わらずご応援ください。

最後に、オークションⅢについて

2019年12月に開催を予定し、参加者も募集していたオークションⅢについては、開催を取りやめた後もメンバーで議論を重ねてきました。しかし、当時構想していた「これまでのオークション作品の続編」としての提供は難しいと考えています。楽しみに待っていただいていた方々には大変申し訳ないのですが、何卒ご容赦ください。

「これがオークションⅢだ」といえる作品を今後提供する見込みは小さいのですが、今後もより良い、マスカレイドらしいイベントを提供していきたいと考えていますので、ご期待ください。

文責:ましゅー(体験型イベント提供団体:マスカレイド コアメンバー

 

この記事はLARP Advent Calendar 2021の12月23日の記事です。

*1:同年12月にお届けする予定だったオークションⅢを取りやめた後、メンバーの燃え尽き症候群が癒えた頃にはココナ禍に突入してしまったからです。

*2:2017年10月から2019年7月にかけて開かれた「秘密のオークションII -ただ1つのカギを求めて-」と全体的なシナリオの流れが同じ内容で、同作に参加した人は本作に参加することはできません。Ⅱという番号をつけることが「まだⅠを遊んでいないので参加してはいけないのではないか」という誤解を招く方が問題だと考え、番号を付けることをやめました。「オークション」がつく各作品はサブタイトルで区別することにし、サブタイトルにちなんだカギオクという略称をつけています。

*3:参加者の募集はもう終わっています。

*4:今後、マスカレイドが同作の公演を提供する予定はありません。